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"ドキュメンタリー「幸せの経済学」 in 国際生物多様性の日" をJR尼崎駅北すぐにある尼崎市の小田公民館で見てきました。

  グローバル化した経済を地産地消、ローカライズを進めようという、「ローカライゼーション」を推し進める映画でした。グローバル化、巨大化した現代経済の弊害が語られ、ローカル化した経済の利点をあげてゆきます。また旧来の経済成長志向とその指標に疑問を呈し、新しい概念を提示しています。

  印象的だったのはグローバル化された経済が人と人、人と自然の「つながり」を切ってしまい、そのことが人々の幸福度の低下となっていることを指摘していたことでした。今回の大震災後のキーワードが「絆」であることは、我々現代人がかつて人類が経験したことのない絆の切れた社会で暮していることを象徴しているように思います。

  70分程度の時間に語りつくせない(憶えられない(涙))ほどの話が詰め込まれているので、一つ一つの話にはさほど深みはないのですが、今後の社会の方向を変化させるには十分なインパクトのある映画だと思いました。そして、全国113ヶ所同時上映は時代の転換を象徴するできごとだった思います。ご覧になっていない方にはぜひ見ていただきたい映画です。

  映画に先立ち、この公民館で上映された経緯が語られたのですが、尼崎市は市と他市の方を含む市民との協働型の活動が行われていて、その中でメンバーの方が提案されたそうです。私は50代なので、かつての「お役所」のイメージが抜けきれないのですが、このような活動を目の当たりにして「お役所」も変わったのだと納得できました。そして、この上映会はその「あまがさき環境オープンカレッジ」の講座ということで入場無料でした。感謝です。

  ただ、音声ケーブルの接触不良なのか、時々、音が極端に小さくなったのと、ホールは100-150人規模なのにスクリーンが大きく、コンパクトな小型プロジェクターで大きく映写したため、かなり画面が見えにくかったのが残念でした。

※ 普段、プロジェクターのことなど意識することはないと思いますけど、大きく高画質に映写するにはかなり高価な機器が必要で、大きなホールで何の気なしに見ているプロジェクターのレンタル料は驚くほど高いそうです。私がよく行く70-100人規模の所では、HD上映など特別な時は常設プロジェクターを使わず、わざわざレンタルするという話です。

ドキュメンタリー「幸せの経済学」日本サイト
映画の予告編 at Youtube
本家英語サイト The Economics of Happiness

  いや~、でも、この映画見てよかった。
  今までメジャーではなかったスロー・ライフ、地産地消が一般的になる大きなきっかけになると思いますよ。そして、なぜ、欧米で「反グローバリズム」が盛り上がっていたのか、マクドナルドに「ジャンクフード販売」中止要請、ロナルドにも引退勧告されたりするのか、日本人にも理解されるようになるのではないでしょうか。映画を見ただけで私の幸福度も上がったような気がします(笑)。

  但し、欧米のいわゆる「反○×活動」---"アンチ"がつく活動など、日本人には想像もつかないほど暴力的で、FBIから「テロ団体」認定されたりしてますからご注意。日本ではまず報道されませんが「殺人」もありです。

写真は右手が小田公民館入口。奥に小さく見える陸橋左手がJR尼崎駅。
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