http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130523-OYT1T01193.htm

 柔道の1992年バルセロナ五輪銀メダリストの溝口紀子氏(41)は23日、都内で開かれたシンポジウムで、全日本柔道連盟(全柔連)の現職理事が元女子選手にわいせつ行為をした疑いがある、との事例を報告した。

 今月中旬、元選手が溝口氏に相談を持ち掛けて発覚した。全柔連は同日、「把握していない。大至急調査する」としている。

 溝口氏と、元選手から相談を受けた境田正樹弁護士によると、30歳代の元女子選手は2011年12月、都内の地下鉄駅エレベーター内で70歳代の 理事と2人きりになった際、無理やり体を触られるなどしたという。

 元選手はトイレに逃げ込み、携帯電話で友人に助けを求めたところ、トイレ前で理事が「出 てこい」と叫んでおり、友人と2人で近くの交番に駆け込んだ。被害届は出さなかったという。

 元女子選手は強化指定を受けていないが、全国大会に出場するレベルだった。被害にあった後、全柔連の別の理事に訴えたが、問題解決に至らず、溝口氏らに相談してきたという。

(2013年5月23日22時01分  読売新聞)